
新型コロナウイルス感染症のまん延により減少していた百日咳の届け出が、昨年から現在にかけて全国的に増加しています。
令和7年に入ってから岡山市でも急増しており、4月6日時点で届出数35件と、令和6年1年間の届出数10件を大きく上回っており、今後も感染拡大が懸念されます。
百日咳は特有のけいれん性の激しい咳発作を有する急性の気道感染症で、予防接種(五種混合ワクチン等)により予防が可能ですが、接種後年数が経つにつれ獲得した抗体は減少するため、予防接種をしていても感染することがあります。
感染拡大防止のためには、
・予防接種の勧奨
・園で感染が確認された場合(1人が目安)の保護者、職員への情報提供
・軽い風邪症状でも早めの受診
などが大切です。